治具とは、どのようなものかご存じですか。
溶接や加工の現場ではよく使われますが、あまり一般的には馴染みがない言葉ですよね。
そこでこの記事では、治具の意味やメリットを分かりやすく解説します。
▼治具とは
■加工しやすくする装置
治具は「じぐ」と読みます。
加工したい部品を固定したり、位置を決めたりするのに使う装置です。
例えば、穴を開ける際にズレたり斜めならないようにする役割があります。
治具は決まった形状が無く、素材もばらばらです。
それぞれの現場で加工目的に合ったものが活躍しています。
切断治具・曲げ治具・組み立て治具・溶接治具など、用途によって種類もさまざまです。
■メリット
治具は加工したい部品を安定させられるなど、たくさんのメリットがあります。
例えば加工時間の短縮や加工精度の向上、品質の安定化などです。
また決まった位置に設置ができるので、誰でも同じように加工ができます。
つまり治具を使うことで大量生産と品質の一定化が可能になるなど、作業効率を大幅にアップさせることが可能になるのです。
治具は補助的な役割に見えますが、加工の現場になくてはならないものと言えるでしょう。
▼まとめ
治具は、製造作業を予定通りに行うために欠かせない装置です。
治具を使用することで、加工精度の向上・品質を安定させるなどのメリットがあります。
また金属の研磨加工などの仕上がりは、職人の技術や経験値も大きく影響します。
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