溶接に使う光には紫外線や赤外線が含まれており、直接見ると目に悪影響を及ぼします。
そのため溶接をする際や溶接作業を見る際は、目を守らなければなりません。
一般の方が使用する溶接の光は職人が使うものより弱いですが、目に良くないことに変わりはありません。
そこで今回は、溶接の光から目を守る方法をご紹介しましょう。
▼溶接の光から目を守る方法
■溶接遮光面を使う
溶接遮光面とは、お面のような形状をした溶接の光を遮る道具です。
大きく分けると、手で持つタイプと自動遮光タイプの2種類があります。
手で持つタイプは、作業に慣れた方向けです。
一般の方が溶接に使用する場合は、自動遮光タイプがおすすめです。
■遮光ついたてを使う
溶接作業を周りで見る際も、光から目を守る必要があります。
その場合は、溶接の光を遮ってくれる遮光ついたてがおすすめです。
遮光ついたてを使い作業することで、目を保護することができます。
▼皮膚の露出にも注意が必要
溶接の光から守らなければならないのは、目だけではありません。
皮膚にも光が当たらないよう注意が必要です。
溶接に使う光には強い紫外線や赤外線が含まれているので、皮膚に直接当たるとひどい日焼けのような状態になってしまいます。
長袖長ズボン・日焼け止めなどを利用して、皮膚を守りましょう。
▼まとめ
溶接の光には紫外線や赤外線が含まれているので、直接当たると目や皮膚に悪影響を及ぼします。
そのため溶接遮光面・遮光ついたて・長袖長ズボンなどで、目や皮膚を守りましょう。
これは作業をする方だけでなく、周囲の方も同様です。
溶接作業は一般の方でもできますがこのように危険も伴う場合もあるため、不安な方は専門家にお任せください。
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